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の続きです。
その工務店の営業さんがちゃんとしてたんですよね。
最初は「あれー電話繋がらないなー」と思ったって言ってましたが、すぐに事情を理解したらしくメールでレスポンスが来ました。
なんでかっていうと、そもそものきっかけがSU●MOのところからめぼしいところを見つけて、その工務店のモデルハウス内覧希望を出したんですね。
あのサイト便利ですよ、問い合わせメールフォームもあるので。ただ、数ヶ月すると物件情報だけでなく工務店も消えたり新しくリストに入ったりするので、興味があったらザーッとチェックしておくのもいいと思います。
連絡に関しては、電話リレーサービスを使っている人ならそっちを使ったほうが反応早いかもしれません。聾難聴あるある。
※複数見ていくうちに、不動産情報は全部ネットに載っている訳ではないのだなと気づいたことも多々。売り出し時をあちらも考えているということですね。買いたい側も自分の足で探し回るのが基本です。特に土地は現場や周辺環境も見ておかないと分からないことだらけ。
モデルハウス現場で実際にお会いした時も明朗快活で、きちんと私たち両方を見てくれる!
ゆっくりめに話してもらったり、筆談や身振りを交えつつ実際の造作を見せてもらう等、対応があまりにも鮮やかで気持ちいいので、「お客さんに私たちみたいな人いました?」と聞いたら、耳が聞こえない人を接客するのは初めてなんだと!あまりの驚きに「え?嘘でしょ?他のとこはなかなかここまでしてくれないですよ!」
そしたらですね。
お子さんの同級生の親御さんが聾者だったからかな?とのこと。
その営業さんがその親御さんときちんと交流があったことで培われた経験が役立っていて、言葉に嘘偽りがないということが私たちへの態度にもよくあらわれていたのです。
モデルハウスを拝見して、気になるところや欲しい間取りを話したら「お客様にはこの家は向いてないと思います」とはっきり言ってくれました。そして近所にある自社物件も見せてくれて(工事中の物件や実際に住んでいる物件も!)互いにイメージを固める作業をしましてね。
そこまでしてからようやくお客様アンケートに記入しつつ色々話をし(エッッッうちで建てて大丈夫ですか?!とパートナーが突っ込まれてたw)、モデルハウス近辺の土地が良かったのもあって「ここがいい」と意思表示をして、次回は直接工務店事務所へ伺うまで取付けてきましたね…。その営業さんとLINE交換もしたw
※営業だけでなく、企業、公官庁、病院含めほとんどの人は最初に言ったことがすっぽ抜けて「お電話ください」と口が滑る人多し。今相手とどうやって話してるの?わざわざメールしたりFAXしたり筆談してるのになんでそんなことを言えるの?と昔から疑問ですねぇ。認識を改めてほしい。もしくは聞き方変えて欲しい。
↑半日だけでここまできたんですよ。当時住んでたアパートと勤務先の間に良さげな土地があったのは偶然だけど、最初から凄腕すぎないか営業さん?自社製品に自信を持っているのが分かるし、何よりナチュラルにやってるのがまたすごい人…
こんな営業さん珍しかったですねー。いやーほんとに。
次の週に事務所に行ったら「あの土地とその隣の土地で迷われているお客様があらわれました!どうされます?」ときまして。
え?何かが出たみたいな物言いw セールストークじゃないですよね〜?と茶化し気味に反応したら違ったんですよねそれが。
「お客様が先でしたし、この土地ってはっきりおっしゃいましたので」
神すぎか…!はい契約申し込みましょう。迷う余地なし!
その迷われているお客様というのが今のお隣さんです。
私たちが土曜日、お隣さんは迷っているうちに別のお客様(私たちのこと)が片方の土地を決めたと聞いて慌てて日曜日にもう一方の土地に決めたんだと。
いい土地は争奪戦なのはホント。スマンカッタ。
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