デフリンピック(Deaflympic)をご存知ですか?
当ブログは友人知人そして後に続く皆のために陰ながら応援しています。
過去大会より入賞、メダルを多数獲得し、聾者の世界記録保持者も実業団選手もプロ選手もいますが、メディアではオリンピック一色でほとんど報道されることはありません。新聞か地域メディアで見かけたことがあるならラッキーなレベルです!
オリンピックのすぐ後に開催されるパラリンピックの扱いを見ても想像に難くないことでしょう。ここ数年露出が増えてきたのは喜ばしいことです。
しかし、前述2つよりも圧倒的に知名度の低いデフリンピックはメダルをとっても国からの支援配分も少なく、代表選手は所属先や練習都合の理解を得る事に腐心し、自費で合宿や大会参加を強いられ厳しい状況にあります。せっかく代表選出されても経済的理由で断念するエピソードも珍しくありません。
オリンピックは夏季冬季とも日本開催経験があり、夏季は2020年に2回目が東京で開催されようとしているのに、デフリンピックはただの一度も日本で開催されていません。アジア地域では2009年に台湾で初めて開催されました。冬季デフリンピックはまだアジアではどこもありません。
健常者と同じく日の丸を背負って世界を相手にしている世界的な大会があることをこの機会にどうか知っていただいて、それから皆様も応援してくださると嬉しいです。
「デフリンピック?なにそれ?パラリンピックがあるじゃない?」という方はこちらの素晴らしい記事もご覧ください。それぞれ大会の意義と目的が違うからです。